良い電源のキーワードは「80PLUS認証」「12V」

良い電源を選ぶ指標になるのが 80PLUS 認証
電源には、家庭用コンセントの交流 (AC) 100V を、直流 (DC) 3.3 / 5 / 12V に変換する役目がある。
この変換効率 80% 以上を保証した電源が、80PLUS 認証ということになる。
損失が少ないため省電力化のほか、冷却量も減って静音化も期待できる。
また、AC アダプタの出力は 12V のものが良いらしい。

2 名前: Socket774 Mail: sage 投稿日: 2012/01/07(土) 14:56:43.13 ID: Hw62c53N
80PLUS認証
http://www.80plus.org/
効率の違いにより、電源以外が同じ構成でも消費電力は変わる。高効率の電源がよい。
ACアダプタは特に優秀、中でもACアダプタ出力12Vのものが今んとこ最強。
80Plus 認証は効率の良い電源を選ぶ指標になります。(掲載されていなくて高効率なのもある)
http://forum.effizienzgurus.de/f42/80plus-netzteile-die-ubersicht-t1553.html
電源は50-80%くらいの電力のときが効率がいい傾向があるので、大出力過ぎても駄目。

5,000 円以下でも 80PLUS 認証の電源は数多く存在するみたい。

3 名前: Socket774 Mail: sage 投稿日: 2012/01/07(土) 14:57:10.81 ID: Hw62c53N
話題に上がる電源
Aerocool Strike-X 500 \3,980 80銅 一次二次共にTEAPO 奥行165mm
Antec EarthWatts EA 380D Green \4,570 80銅 一次SAMXON、二次TAICON、Ltecなど
Antec HCG-520 520W \4,980 80銅、Seasonic製 S12IIと同等、一次二次共に日本製コンデンサ
CoolerMaster GX 450W Bronze RS-450-ACAA-D3 4,560円
 80銅、Enhance製電源、ファンADDAだが基本的に玄人V500にちかい内容で実績あり。出力的にやや弱い
 一次の大容量コンで瞬断に強いと謳うものの腑分けでは270μFとのこと
 リップルが少し高いが規定内。コンデンサ銘柄は見劣り。長い5年保障が最大の魅力。
GIGABYTE PoweRock 500W GE-N500A-C2 \3,570
 CWT製の定番。最近のロットは1次は85℃の松下330μF /400V、(写真あり)2次台湾TEAPO
 500W級では異例に12V強くGTX480もうごく報告有り。ずっと一位の売上の割に問題は聞かない。
 5重の保護。二年保障、但しファンが静穏タイプでない。ケーブル長は下置き電源ケースには辛い
Huntkey 風音 350W/450W(Jumper350/450B) \3,696/\4,431、低価格で80銅。容量的に線の細い部分も感じるのでそれなりの構成で。
Huntkey BalanceKing5000(BK-5000、500W \3,480
 12V出力は強く目的絞れば仕事振りは悪くなさそう。コンデンサは微妙だがこれも値段なり。
 効率は77〜80%、フル500Wで77%になる。12Vリップルノイズは35.8mVで低い。
KEIAN BULL-MAX KT-F500 \3,930 腑分けは既にアップローダー上がっていたはず。80銅で5千円以下が魅力
 コンデンサTEAPOメインJun Fuがちらほら。500Wにしては12Vはやや弱い。
KEIAN BULL-MAX KT-620RS \3,169 http://www.dosv.jp/other/0911/06.htm
 Andyson製。1次:TEAPO 85℃、2次:Jun Fu 105℃など。ファン:YOUNG LIN TECH DFS122512H
KEIAN GORI-MAX2、KT-S550/S650-12A\4700前後/\3,64080Plus Standard、新製品。主なコンデンサCanicon

4 名前: Socket774 Mail: sage 投稿日: 2012/01/07(土) 14:58:08.07 ID: Hw62c53N
サイズ ENERGIA-450 特価で\4,980 80金で非常に高効率、レポ有、搭載コンデンサ不明
サイズ ストロンガー2プラグ500W ATX-0250(P) \3,480
 サイズ ストロンガー2ノーマル600W ATX-0260GA \3,680
 3年保証のEnhance製電源、80+無印 一次側日本製+二次側台湾製105℃。14cmファンのため奥行きは長め。
 SOFMAPで数モデルが最初から特売されたので話題に 500・600・700Wが2980〜3980円程度。
玄人志向 KRPW-SS500W/85+ \4,830 コンデンサ銘柄は一次日本製二次台湾、12V出力も500w標準。
 Seasonic製だが内部簡素、3重保護。
 80銅で効率が魅力。12Vリップルノイズは35mV程度?静穏だが排熱弱。SS600もコイル鳴き報告あり
玄人志向 KRPW-L2-(500W)/600W (\3,867)/\3,480コンデンサTEAPOと銘柄はよい。
 一応前モデルLシリーズのFSP製ではないATNG製、ノイズフィルター周りが貧弱との話あり

ほぼ終息した電源
LEPATEK W500-SA/W600-SA
 なかギガCWTやコルセアの430Wに酷似してる。1次は85℃SAMXON 400V 220μF/270μF
 2次もSAMXONみたい。80銅の効率。ファンは恒例のYATE LOON製のD12SH-12。ケーブル長い
 CWT系列は効率がよく12Vリップルノイズは小さいのが特徴(新20.6 mV〜、旧27.2 mV〜)
 LEPAはコンデンサ報告もばらつき、マザー相性もあるようだ。(W600-SA:日ケミ一個の報告。)
玄人志向 KRPW-V400W/V500W/V560W 過去の定番。Enhance製電源、二次側台湾製
玄人志向 KRPW-J400W/J500W/J600W 過去の定番。Enhance製電源、一次・二次側ともに日本製。

80PLUS 認証にもいくつかグレードがあって、変換効率の高い順に Platinum, Gold, Silver, Bronze, Base となっている。

5 名前: Socket774 Mail: sage 投稿日: 2012/01/07(土) 14:58:21.45 ID: Hw62c53N
■用語解説
80Plus認証80銅認証はあったほうがいい
ちなみに「認証はないけど80%以上だから良質」とは、一部だけ80以上の可能性も。
80認証は、全域80%以上なので大いに異なる
コストを抑えるためにとらない場合もある。取得費用は$2000くらいとされる

日ケミ・松下・ルビコン --- 日本製コンデンサ
TEAPO --- 台湾コンデンサ生産シェア1位。105度ならなお良い
SAMXON --- 三信、香港メーカーコンデンサ。105度ならなお良い
***μF --- ***マイクロファラッド、コンデンサ容量
リップル --- 120以下なら問題ない、小さいほうがいい

■ファン解説
YATE LOON製 D12SH-12
http://www.yateloon.com/detail/38837/38837.html
12cmファン電源のはしりであるSilentKingに採用された古いもの
DELTAやSeasonicも初期12cmファン電源では使っていたほど定番
風量大きいが騒音も大きめ。スリーブ軸で耐久時間は3万時間
Huntkey製電源やGIGABYTE 500,W500,600などCWT製の低価格電源に採用
YOUNG LIN TECH製ファン
静か。風量はそれなり。耐久時間はデータシートによれば二万時間
ADDA製ファン
SeasonicによればYATE LOONより不良率が低いそうである。風量大きい。